サウナタイガー 経営者 栗原修 リユーズ経済新聞

赤坂サウナタイガー・栗原修の顔画像やwiki経歴を特定!中村拓歩との関係性・業務停止の理由・国籍と妻や子供の家族構成を解説

2025年12月15日、東京・赤坂の高級会員制個室サウナ「SAUNATIGER(サウナタイガー)」で発生した火災により、将来を嘱望された30代の夫婦が尊い命を落とすという、あまりにも痛ましく、そして不可解な事故が発生しました。

亡くなったのは、美容業界でカリスマ的な人気を誇っていた松田政也さん(36)と、その妻でネイリストの陽子さん(37)。

お二人には、まだ1歳にも満たない幼いお子さんが残されており、その無念さは計り知れません。

しかし、この事故の捜査が進むにつれて明らかになってきたのは、単なる「不運な事故」という言葉では決して片付けられない、運営側の「殺人級」とも言えるずさんな管理体制と、経営者の驚くべき「裏の顔」でした。

「非常ボタンの電源をオープン以来一度も入れたことがない」

「ドアノブが内外から脱落し、密室に閉じ込められた」

そして、経営者が別の事業で「悪徳商法」により業務停止命令を受けていたという衝撃の事実。

この記事では、多くの人々が抱く以下の疑問について、現在判明している全ての情報、報道、内部告発、そしてネット上の特定情報を精査し、徹底的に調査・解説します。

  • 経営者の正体:火災を起こしたサウナタイガーのオーナー「栗原修」とは何者なのか?その経歴と顔画像は?
  • 管理体制の闇:なぜ非常ボタンの電源は切られていたのか?恐怖の「L字型ドアノブ」の真実とは?
  • 過去の悪行:事故の直前に下された「業務停止命令」の内容と、悪質な「押し買い」の手口とは?
  • 黒い人脈:現社長の中村拓歩との関係、そして監修を務めたジローラモ氏の責任は?
  • ネットの反応:「人災だ」と激怒する世間の声と、ステマ疑惑の真相。

華やかな「港区の隠れ家サウナ」の裏側に潜んでいた、利益至上主義と安全軽視の深い闇を、どこよりも詳しく、そして深く掘り下げていきます。

目次 Outline

1. 赤坂サウナタイガー火災事故で夫婦が死亡した凄惨な現場状況とは?

2025年12月15日の昼下がり、東京都港区赤坂という一等地に店を構える高級サウナ店で起きた悲劇。

それは、リラックスするための空間が、一瞬にして逃げ場のない「処刑室」へと変わってしまった、地獄のような出来事でした。

まずは、報道や捜査関係者の証言から明らかになった、あまりにも残酷な現場の状況を整理します。

1-1. サウナ室で折り重なるように倒れていた松田政也さんと陽子さん夫妻の無念

火災が発生したのは、正午過ぎのことでした。

119番通報を受け、消防隊が現場となったビルの3階にある個室サウナに突入した時、そこには言葉を失うような光景が広がっていたといいます。

サウナ室の入り口付近、木製の扉の内側で、男女2人が折り重なるように倒れていました。

下になっていたのは妻の陽子さん、そして彼女を炎や熱気から守ろうとするかのように、夫の政也さんがその上に覆いかぶさっていたのです。

二人はすぐに病院へ救急搬送されましたが、残念ながら死亡が確認されました。

司法解剖の結果、直接の死因は特定できない「不詳」とされましたが、現場の状況から一酸化炭素中毒や、高温の室内に長時間閉じ込められたことによる高体温症(熱中症の重篤なもの)である可能性が極めて高いと見られています。

二人の体には、火災による直接的な焼損よりも、室内の熱気による軽いやけどの痕があり、意識を失うまでの間、灼熱地獄の中でどれほどの恐怖と苦痛を味わったか、想像するだけで胸が締め付けられます。

1-2. 「L字型ドアノブ」が内外から脱落し密室化した恐怖のメカニズム

なぜ、二人はサウナ室から出ることができなかったのでしょうか。

その最大の原因は、サウナ室の扉に設置されていた「ドアノブ」の構造的欠陥にありました。

通常のサウナ施設では、利用者が体調不良などで意識が朦朧としていても、体重をかければ外側に開く「パニックバー」方式や、単に押すだけの「押板(プッシュプレート)」方式のドアが採用されるのが常識です。

しかし、このサウナタイガーでは、一般の住宅やオフィスの個室に使われるような、「木製のL字型レバーハンドル」が採用されていました。

捜査関係者によると、発見時、このドアノブは内側と外側の両方が脱落し、床に落ちていたといいます。

さらに恐ろしいことに、ドアノブが外れただけでなく、ドア内部の「ラッチ(かんぬき)」と呼ばれる部品が、ドア枠の受け口に噛み込んだまま動かなくなってしまったのです。

つまり、ドアノブという「操作ハンドル」を失い、さらにロックが掛かった状態になったサウナ室は、内側からも外側からも開けることができない、完全な「密室」と化していたのです。

サウナ室のドアのガラス部分には、内側から激しく叩いた痕跡が残されており、夫の政也さんの両手には、何度もドアを叩いたことによる皮下出血(打撲痕)があったと報じられています。

煙が充満し、温度が上昇する中で、愛する妻を守るために必死にドアを叩き続け、助けを求め続けた政也さんの絶望感は、筆舌に尽くしがたいものがあります。

1-3. 非常ボタンは押されていたが受信盤の電源が2年間切断されていた事実

閉じ込められた二人が、最後の望みを託したのが、サウナ室内に設置された「非常呼び出しボタン」でした。

現場検証では、この非常ボタンを覆っていたプラスチック製のカバーが破壊されており、二人が緊急事態を知らせるためにボタンを押した形跡が明確に残っていました。

しかし、そのSOSが外部に届くことはありませんでした。

なぜなら、事務室に設置されていた、非常ボタンからの信号を受け取って警報音を鳴らすための「受信盤」の電源が入っていなかったからです。

さらに衝撃的なのは、その後の警察の取り調べに対するオーナーの供述です。

「オープンしてから今まで、一度も電源を入れたことがない」

「触ったこともなかった」

2022年8月のオープン以来、約2年半もの間、この店の「安全装置」は完全に機能停止状態だったのです。

これは単なる「うっかりミス」や「点検漏れ」のレベルを超えています。

「どうせ火事など起きない」「客が閉じ込められることなどない」という、根拠のない正常性バイアスと、顧客の生命安全に対する決定的な無関心が招いた、明らかな「人災」と言えるでしょう。

2. サウナタイガーの経営者・オーナーは誰?栗原修の正体とwiki経歴を特定

これほどまでに杜撰な管理体制で、月額数十万円もの高額な会費を徴収していたサウナタイガー。

この店を経営し、今回の事故の最高責任者である人物とは、一体どのような人物なのでしょうか。

報道やネット上の情報を総合し、その正体に迫ります。

2-1. 株式会社KUROFUNE&Co代表取締役・栗原修(A氏)のプロフィール

週刊文春や集英社オンラインなどの報道で「創業者のA氏」「男性オーナー」と称されている人物は、栗原修(くりはら おさむ)氏であることが特定されています。

栗原氏は、サウナタイガーの運営会社である「SAUNA&Co株式会社」の創業者であり、現在はグループの中核企業である「株式会社KUROFUNE&Co(クロフネアンドコー)」の代表取締役社長を務めています。

氏名 栗原 修(くりはら おさむ)
出身地 東京都
年齢 40代後半(2025年現在)
職業 実業家、会社経営者
役職 株式会社KUROFUNE&Co 代表取締役

SAUNA&Co株式会社 創業者

座右の銘 仕事が遊びで遊びが仕事

2-2. 「オラオラ系」でサウナ歴25年?実業家としての裏の顔

週刊誌の取材に応じた知人の証言によると、栗原氏は見た目や言動がいわゆる「オラオラ系」であり、強気な姿勢でビジネスを推し進めるタイプだとされています。

彼は自称「サウナ歴25年」のサウナ愛好家であり、今回のサウナタイガーも「自分が理想とするプライベートサウナを作りたい」という構想を10年温めて実現させたものだと、過去のプレスリリースで語っていました。

「人目を気にせず、一人で、あるいは親しい人だけでサウナを楽しみたい」

「衛生管理が徹底された清潔で安心なサウナを提供したい」

開業当初はこのような美辞麗句を並べていましたが、実際には、自分自身の「理想」を実現するための資金集めや、内装などの「見栄え」にはこだわったものの、肝心の「安全性」や「設備の維持管理」には全く関心がなかったことが、今回の事故で露呈してしまいました。

「サウナ愛」を語りながら、サウナの基本である安全性を無視していた事実は、彼のビジネスが「顧客ファースト」ではなく、徹底した「自己満足」と「利益追求」であったことを物語っています。

2-3. トリアイナグループ創業メンバーで営業統括マネージャーだった過去

栗原氏のビジネスマンとしてのルーツは、リユース業界で急成長を遂げた「トリアイナグループ」にあります。

業界紙などのインタビュー記事によると、彼はトリアイナグループの設立メンバーの一人であり、退職時には営業の統括マネージャーという要職を務めていた実績があります。

トリアイナグループといえば、人気YouTube番組『令和の虎』に出演している三浦哲郎氏が会長を務める企業グループとして知られています。

栗原氏は、そこで「出張買取」や「訪問営業」のノウハウを徹底的に叩き込まれ、営業成績を上げて成り上がってきた人物と言えるでしょう。

ベンチャー企業特有の「結果が全て」「数字を作れ」という激しい競争環境の中で培われたマインドセットが、後の独立起業や、今回の事件の背景にある「強引な経営手法」に繋がっている可能性があります。

3. 栗原修の顔画像やインスタグラムアカウントは特定されているのか?

これだけの惨事を引き起こした企業のトップとして、栗原氏の素顔を知りたいと考えるのは当然の心理です。

現在、彼の顔写真やSNSアカウントは特定されているのでしょうか。

3-1. SNSや公式サイトから消された痕跡と特定班の動き

2025年12月25日現在、ネット上の特定班やジャーナリストによる徹底的な調査にもかかわらず、栗原修氏本人のものと断定できる現在の顔写真や、公開されている個人のインスタグラムアカウントは特定されていません。

サウナタイガーの公式サイトや、運営会社のホームページにも、代表者としての名前の記載はあるものの、顔写真は掲載されていませんでした。

また、過去のインタビュー記事やプレスリリースなどに掲載されていた可能性のある写真も、事故発生後に削除されたか、あるいは最初から掲載されていなかった可能性があります。

X(旧Twitter)上では、同姓同名のアカウントがいくつか存在しますが、今回の事件の当事者である栗原修氏と結びつく確証のあるアカウントは発見されていません。

3-2. 顔写真が公開されない理由とプライバシー保護の壁

なぜ、一企業の社長でありながら、ここまで顔写真が出てこないのでしょうか。

その理由の一つとして考えられるのが、彼の本業である「訪問買取業」の性質です。

後述するように、彼の会社は強引な手法で貴金属などを買い取るビジネスを展開していました。

こうしたビジネスを行う経営者は、トラブルになるリスクや、恨みを買うリスクを避けるため、意図的に自身の顔やプライベートをネット上に露出させないようにするケースが多く見られます。

また、今回の事故を受けて、さらに情報のガードを固めている可能性も高いでしょう。

現状では、週刊誌などが過去の写真を入手して掲載するか、逮捕などの事態になって警察署から移送される際の映像が出るのを待つしかない状況です。

4. 栗原修の国籍は韓国?ネットで囁かれる「在日」説の真相

重大な事件や事故が起きると、必ずと言っていいほどネット上で浮上するのが、加害者や責任者の「国籍」に関する憶測です。

今回の栗原修氏に関しても、Googleの検索サジェストやSNS上で「在日」「韓国」といったキーワードが散見されます。

4-1. 検索サジェストに出る「国籍」「韓国」の根拠を探る

結論から申し上げますと、栗原修氏が韓国籍である、あるいは在日韓国人であるという客観的な証拠は一切存在しません。

「栗原」という苗字は、日本全国に広く分布する一般的な日本人の苗字です。

また、報道されている情報でも「東京都出身」とされており、名前の読み方も「くりはら おさむ」という日本の一般的な読み方です。

ネット上で「在日ではないか」と疑われる根拠として挙げられているのは、以下のような非常に希薄で偏見に基づいたものばかりです。

  • 「悪徳商法をするのは日本人のメンタリティではない」という偏見
  • 「サウナ(韓国式サウナなどを連想)経営者だから」という短絡的な連想
  • 「通名を使っているに違いない」という根拠のない決めつけ

4-2. 差別的な憶測とファクトチェックの結果

このような憶測は、事実に基づかない差別的な言説であり、情報の信頼性(E-E-A-T)を重視する当記事としては、明確に否定しておきます。

栗原氏の責任を追及する上で重要なのは、彼の「国籍」や「出自」ではなく、彼が行った「経営判断」や「安全管理の怠慢」、そして「過去の違法行為」という事実そのものです。

国籍云々といった不確かな情報に惑わされることなく、彼が犯した過ちの事実のみを直視する必要があります。

5. 現社長・中村拓歩(B氏)とは何者?栗原修との主従関係を暴く

サウナタイガーの運営会社「SAUNA&Co」の現在の代表取締役社長は、栗原氏ではなく、中村拓歩(なかむら たくほ)という人物になっています。

報道では「B氏」とされているこの人物は、一体どのような役割を担っているのでしょうか。

5-1. アメリカ帰りの国際派?中村拓歩のwiki経歴とプロフィール

中村拓歩氏は、現在30代前半の男性です。

週刊文春の報道によると、彼はアメリカの大学で学んだ経験を持つ「国際派」のエリート候補として紹介されています。

2024年に栗原氏が経営する「株式会社KUROFUNE&Co」に入社しました。

入社からわずかな期間でスピード出世を果たし、現在はKUROFUNE&Coの「社長室長」というポストに就いています。

英語が堪能で、スマートな物腰である一方、栗原氏の「右腕」として、彼の指示を忠実に実行する実務部隊のトップという側面を持っています。

5-2. KUROFUNE&Co社長室長としての役割とスピード出世の裏側

「社長室長」という肩書きは、文字通り社長(栗原氏)の側近中の側近であることを意味します。

入社からわずか1年足らずでグループ会社の社長や、親会社の社長室長に抜擢されるというのは、通常の人事では考えにくいスピードです。

これは、彼が栗原氏にとって非常に使い勝手の良い「イエスマン」であったか、あるいは栗原氏の手足となって汚れ仕事も厭わずにこなす忠誠心を持っていたかのどちらか(あるいは両方)であると推測されます。

内部告発によれば、栗原氏は「ワンマン社長」であり、周囲をイエスマンで固めていたとされていますから、中村氏もその筆頭であったことは間違いないでしょう。

5-3. 火災事故直前の社長交代劇は責任逃れのためのトカゲの尻尾切りか

注目すべきは、SAUNA&Coの代表取締役が栗原氏から中村氏に交代した時期です。

報道によると、この交代劇が行われたのは2024年12月、つまり今回の火災事故が発生する直前、あるいは後述する業務停止命令が出た直後のタイミングでした。

これは偶然の一致でしょうか?

多くの業界関係者やネットユーザーは、これを「責任逃れのための偽装工作」あるいは「トカゲの尻尾切り」ではないかと疑っています。

親会社であるKUROFUNE&Coに行政処分が下されることが決定的になった段階で、栗原氏が自身の名前を表面から消すために、部下である中村氏を社長に据えた可能性が極めて高いと言えます。

形式上は社長が中村氏であっても、実質的なオーナー権限や経営の実権は、依然として栗原氏が握っていたと見るのが自然です。

6. 栗原修は人気番組「令和の虎」に出演している?噂の出処を調査

ネット上で栗原氏の名前を検索すると、「令和の虎」という関連ワードが出てくることがあります。

彼はあの人気番組に出演していたのでしょうか。

6-1. 「虎」としての出演歴はないが三浦哲郎会長との接点が浮上

調査の結果、栗原修氏本人が『令和の虎』に「虎(投資家)」として、あるいは「志願者」として出演したという記録や動画は確認されませんでした。

ではなぜ、このような噂が出たのでしょうか。

それは、前述の通り、栗原氏が『令和の虎』のレギュラー出演者である三浦哲郎氏(トリアイナグループ会長)の元部下であり、創業メンバーとしての深い繋がりがあったからです。

三浦氏は番組内でも「リユース業界の風雲児」として知られており、その三浦氏の下で働いていた「元幹部」が栗原氏であるという情報が広まったことで、「栗原修=令和の虎周辺の人物」という認識が定着したようです。

6-2. ベンチャー界隈での人脈と「虎」周辺者との関わり

『令和の虎』に出演する社長たちは、若手のベンチャー起業家たちと広いネットワークを持っています。

栗原氏も、三浦氏との関係を通じて、番組に出演する他の社長たちや、その周辺の起業家たちと交流があった可能性は否定できません。

サウナタイガーの開業時には、多くの有名人や経営者から祝い花が届いていたという目撃情報もあり、彼が「派手な人脈」を誇示していたことが窺えます。

しかし、今回の事件によって、そうした「虚飾の人脈」も、彼のリスク管理のなさやコンプライアンス意識の欠如を隠すための道具に過ぎなかったことが露呈してしまいました。

7. 運営会社SAUNA&Co株式会社とはどんな会社?評判と口コミの落差

事故の舞台となったサウナタイガーを運営する「SAUNA&Co株式会社」。

この会社の実態と、事故前後の評判の激変ぶりについて詳しく見ていきます。

7-1. 資本金500万円で設立された月額39万円の高級サウナ運営の実態

SAUNA&Co株式会社は、2021年7月に設立されました。

本社は店舗と同じ東京都港区赤坂のビルに置かれています。

資本金は500万円。従業員数はパート・アルバイトを含めて15名程度という小規模な会社です。

この規模の会社が、月額会費最大39万円(ダイヤモンド会員)という、超高額な会員制サウナを運営していたのです。

会員種別には以下のようなプランがありました。

  • ダイヤモンド会員:月額39万円
  • プラチナ会員:月額29万円
  • ゴールド会員:月額19万円
  • モーニング会員:月額6万円
  • ビジター利用:1回1万9000円〜

サービス内容は「オールインクルーシブ」を謳い、高級ウイスキーの飲み放題や、有名シェフ監修の食事が食べ放題、アメニティには高級ブランドを使用するなど、「豪華さ」を全面的に売りにしていました。

7-2. 事故前は星4.6の高評価だったが事故後は批判殺到で炎上状態

事故発生前のGoogleマップなどの口コミサイトでは、サウナタイガーの評価は「4.6」などの非常に高いスコアを記録していました。

「最高の隠れ家」「食事が美味しい」「アメニティが充実している」といった絶賛のコメントが並んでいました。

しかし、事故発生後、状況は一変しました。

「人が死んでいるのに営業していたのか」「安全管理がなっていない」「殺人サウナ」といった厳しい批判コメントが殺到し、評価は急落。

現在は、コメント欄が閉鎖されるか、あるいは低評価の嵐で炎上状態となっています。

事故前の高評価が、本当に利用者の本心からのものだったのか、それとも後述する「ステマ」によるものだったのか、今となっては疑わしい限りです。

7-3. 表面的な豪華さと裏腹な安全コストの徹底的な削減体質

今回の事故で明らかになったのは、この会社が「目に見える豪華さ」には湯水のように金を使いながら、「目に見えない安全性」には徹底的にコストを削っていたという歪な経営体質です。

国産ウイスキーやダイソンのドライヤー、高級家具には投資しても、命を守るための「非常ベルの配線工事」や「適切なドアノブへの交換費用」はケチっていた。

あるいは、「点検の手間」というコストすら惜しんでいた。

この「見栄え重視・安全軽視」の姿勢こそが、今回の悲劇を生んだ最大の要因であり、この会社の企業文化そのものであったと言わざるを得ません。

8. 栗原修は別の事業で業務停止命令を受けていた!悪徳商法「押し買い」の手口

栗原修氏の「モラルの欠如」は、サウナ経営だけにとどまりませんでした。

彼が経営する本業の会社で、事故の直前に国から非常に重い処分を受けていたことが発覚しています。

8-1. 2025年11月27日に消費者庁から下された9ヶ月の業務停止命令の衝撃

サウナ火災のわずか2週間ほど前である2025年11月27日

消費者庁は、栗原氏が代表を務める「株式会社KUROFUNE&Co」に対し、特定商取引法違反(訪問購入)に基づき、9ヶ月間の業務停止命令および指示を行いました。

さらに、栗原修個人に対しても、同期間の業務禁止命令が出されました。

行政処分において「9ヶ月の業務停止」というのは、極めて重い処分です。

通常は数ヶ月程度の停止や改善指示で済むことが多い中で、これほど長期間の停止命令が出たということは、同社の違反行為が「組織的」かつ「悪質」で「反復継続的」に行われていたと国が認定したことを意味します。

8-2. 「不用品回収」を装い貴金属を強引に買い取る特定商取引法違反の実態

認定された違反行為は、いわゆる「押し買い」と呼ばれる悪徳商法の手口そのものでした。

  • 不招請勧誘(ふしょうせいかんゆう):
    電話や飛び込みで「不用品回収」や「マッサージチェアの査定」などと偽ってアポイントを取り、実際には相手が望んでいない「貴金属」や「ブランド時計」の買い取りを持ちかける行為。
  • 再勧誘の禁止違反:
    消費者が「売るものはない」「帰ってほしい」と明確に拒絶しているにもかかわらず、「ネックレスの切れ端だけでもないか」「絶対整理したほうがいい」などとしつこく食い下がり、長時間居座って買い取りを迫る行為。

高齢者などをターゲットにし、強引に家に上がり込んで、安値で大切な貴金属を奪い去っていく。

まさに「現代の押し込み強盗」とも呼べるような手口です。

8-3. クーリング・オフ妨害や再勧誘禁止違反など法令無視の常習犯か

さらに、同社は法律で定められた契約書面を交付しなかったり、クーリング・オフ(契約解除)に関する重要な事項を記載しなかったりといった違反も認定されています。

これは、「客にクーリング・オフさせない」「騙し取った商品を返さない」という明確な悪意に基づいた行為です。

このように、法令を遵守する意識が欠落し、利益のためなら弱者を食い物にすることも厭わない人物が、人の命を預かるサウナ施設を経営していたこと自体が、そもそもの間違いだったのかもしれません。

9. 内部告発で発覚!栗原修は日常的に従業員を恫喝・パワハラしていた?

週刊文春の報道では、現役社員や元社員による内部告発も掲載されており、社内のブラックな実態が生々しく暴露されています。

9-1. 「お前ら仕事してんの?舐めてんのか」社内チャットに残る暴言の証拠

社内で使用されていたチャットツールには、栗原氏から従業員に向けられた、目を疑うような暴言の数々が残されていました。

「お前ら仕事してんの? マジでアポ振れって 舐めてんのか仕事」

これは、アポイントの獲得数が少ない、あるいは連絡が遅いといった理由で、従業員を叱責した際のメッセージだとされています。

部下を「お前ら」と呼び、威圧的な言葉で追い詰める。

こうしたパワハラが日常的に行われていた職場では、従業員たちは萎縮し、「社長の機嫌を損ねないこと」だけを考えて行動するようになります。

サウナタイガーでも、従業員が「非常ボタンの電源が入っていない」ことや「ドアノブがおかしい」ことに気づいていたとしても、それを社長に報告して改善を提案できるような雰囲気ではなかった可能性が高いでしょう。

9-2. 社用車事故の損害を「粗利返し」させる違法なペナルティ制度

さらに驚くべきは、「粗利返し(あらりがえし)」と呼ばれる独自のペナルティ制度です。

告発によれば、従業員が営業中に社用車で事故を起こしたり、何らかのミスをして会社に損害を与えたりした場合、その損害額を給与から引くのではなく、「買取業務で出した粗利(利益)」で補填させていたといいます。

つまり、「ミスをした分、客からもっと強引に安く買い叩いて、利益を出して穴埋めしろ」と命じていたのです。

これは労働基準法違反の疑いがあるだけでなく、従業員を犯罪的な行為に走らせる構造的な要因となっていました。

9-3. 利益至上主義のブラック体質が安全軽視の根底にある可能性

「従業員は使い捨ての駒」「客は金づる」「法律よりも利益が優先」。

こうした栗原氏の経営哲学が、グループ全体に蔓延していたことは間違いありません。

サウナ事業においても、「安全対策に金をかけるくらいなら、宣伝費に使って客を呼べ」「非常ベルの点検など利益にならないことはするな」という無言(あるいは有言)の圧力がかかっていたのではないでしょうか。

今回の火災事故は、偶発的なものではなく、このブラックな企業体質が生み出した必然の帰結だったと言えるのです。

10. 栗原修の妻や子供などの家族構成は?プライベートの謎

松田さん夫婦という幸せな家庭を壊した栗原氏自身には、家族はいるのでしょうか。

10-1. 結婚して家族はいるのか?公表されていない私生活情報

現在のところ、栗原修氏が結婚しているか、妻や子供がいるかといったプライベートな情報は、一切公表されておらず、確実な情報も出てきていません。

40代後半という年齢を考えれば、妻子がいてもおかしくはありませんが、自身のSNSを公開していないことや、プライバシーを隠す傾向があることから、詳細は不明のままです。

10-2. 被害者遺族である松田さんの幼い子供との対比で高まる批判

栗原氏の家族構成が不明である一方で、被害者である松田政也さんには、2023年に生まれたばかりの、まだ1歳8ヶ月ほどの幼いお子さんがいたことが判明しています。

政也さんのInstagramには、我が子を抱く幸せそうな写真や、「いつかこの子がドレスを着るまで生きたい」という、子供の成長を願う言葉が残されていました。

両親を一度に奪われたこのお子さんの未来を思うと、世間の栗原氏に対する怒りは増すばかりです。

「自分はのうのうと生きているのに、なぜ罪のない子供が親を失わなければならないのか」

ネット上では、こうした悲痛な叫びと共に、栗原氏への厳罰を求める声が溢れかえっています。

11. サウナタイガーの監修芸能人は誰?ジローラモの関与と責任の所在

サウナタイガーの「顔」として、広告やホームページに登場していたのが、有名イタリア人タレントのパンツェッタ・ジローラモ氏でした。

彼の責任についてはどう考えればよいのでしょうか。

11-1. 2022年から「ゼネラルマネージャー」として広告塔を務めたパンツェッタ・ジローラモ

ジローラモ氏は、2022年8月のオープン当初から、サウナタイガーの「ゼネラルマネージャー(GM)」「監修」という肩書きで起用されていました。

雑誌『LEON』などでも同店を紹介し、「ちょい悪オヤジの隠れ家」というブランドイメージを構築する上で、彼の存在は非常に大きな役割を果たしていました。

多くの利用者は、「あのジローラモが関わっている店なら、オシャレで安心だろう」と思って入会したはずです。

11-2. 火災直後に公式サイトから削除された写真と「運営に関与せず」の声明

火災発生後、運営会社は速やかに公式サイトを更新し、ジローラモ氏の写真や名前を全て削除しました。

そして、「ジローラモ氏はPR支援を行っていただけであり、店舗の運営・管理には一切関与していない」という声明を発表しました。

これは、ジローラモ氏やその所属事務所への批判の飛び火を防ぐための措置であると同時に、「彼に責任はない」と強調するための防衛策でもあります。

11-3. 法的責任は問えないが道義的責任とイメージダウンは不可避

法的に見れば、単なる広告契約であったジローラモ氏に、施設の管理責任や事故の刑事責任を問うことは難しいでしょう。

しかし、自身の名前と顔を貸して、「安全で素晴らしい施設」であるかのように宣伝していた以上、道義的な責任は免れないという声も少なくありません。

「名前貸しビジネス」のリスクが最悪の形で顕在化した例であり、ジローラモ氏にとっても大きなイメージダウンとなることは避けられないでしょう。

12. ステマ疑惑が浮上!嘘の感想を投稿していたインフルエンサーは誰?

さらに、集英社オンラインの取材によって、サウナタイガーが「ステルスマーケティング(ステマ)」を行っていた疑惑も浮上しています。

12-1. 「行ったこともないのに常連ぶって投稿」した女性インフルエンサーの告白

ある女性インフルエンサーが取材に対し、「2023年にサウナタイガーからPRを頼まれ、報酬をもらって投稿した」と告白しました。

衝撃的なのは、彼女が「実際には一度も店に行ったことがない」にもかかわらず、「最高」「私のお気に入り」といった感想を、自分の水着写真と共にSNSに投稿していたという事実です。

12-2. 報酬を受け取り景品表示法違反(ステマ)に加担していた実態

店側から提供された写真や情報を使い、あたかも自分が体験したかのように装って宣伝する。

これは、消費者を欺く行為であり、現在は景品表示法違反(不当表示)に該当する可能性が高い行為です。

サウナタイガーは、安全管理に金を使わず、こうした「嘘の宣伝」に金をばら撒いて、客を集めていたのです。

12-3. SNSで拡散された水着美女たちの投稿は全て虚構だったのか

Instagramなどで「#サウナタイガー」と検索すると出てくる、数々の水着美女たちのキラキラした投稿。

その多くが、実は金で買われた「虚構」だった可能性があります。

被害者の松田さん夫婦も、こうした華やかなSNSの評判を見て、期待に胸を膨らませて来店したのかもしれません。

そう考えると、ステマに加担したインフルエンサーたちも、間接的にこの悲劇に加担してしまったと言えるのかもしれません。

13. 経営者・栗原修の法的責任と逮捕の可能性は?業務上過失致死傷罪の行方

最大の焦点は、オーナーである栗原修氏が逮捕されるのか、そしてどのような罪に問われるのかという点です。

13-1. 「電源を入れたことがない」という供述が決定づける予見可能性と過失

警視庁は現在、業務上過失致死容疑を視野に捜査を進めています。

この罪が成立するためには、「事故を予見できた可能性(予見可能性)」と「結果を回避する義務(結果回避義務)」に違反したことの証明が必要です。

今回の場合、栗原氏自身が「非常ボタンの電源を入れたことがない」と認めていることが決定的な証拠となります。

非常ボタンは、「火災や体調不良などの緊急事態が起こりうること」を前提に設置されているものです。

その電源を入れていなかったということは、「緊急事態が起きても対応しない」という意思表示に等しく、明白な注意義務違反です。

13-2. 警察の捜査状況と今後想定される逮捕・起訴のシナリオ

過去の類似事故(例えば、遊具の事故やビルの火災事故など)の判例を見ても、安全装置を無効化していた管理者の責任は極めて重く問われます。

さらに、ドアノブの不備についても、適切な点検を行っていれば防げた事故であり、これも重大な過失です。

警察は現在、証拠固めを行っており、近い将来、栗原修氏および法人としてのSAUNA&Co、そして現社長の中村拓歩氏らが書類送検、あるいは逮捕される可能性は極めて高いと考えられます。

13-3. 遺族からの巨額損害賠償請求と会社の支払い能力

刑事責任だけでなく、民事上の責任も莫大なものになります。

亡くなった松田さんは若くして成功した経営者であり、将来得られたはずの収入(逸失利益)は数億円規模になると予想されます。

さらに、幼い子供を残して亡くなった精神的苦痛に対する慰謝料も加わります。

遺族は会社および栗原氏個人に対して損害賠償請求を行うと思われますが、果たしてこの会社にそれだけの支払い能力があるのか、あるいは資産隠しをして逃げるのではないかという懸念も残ります。

14. 栗原修とサウナタイガー火災に対するネット上の反応まとめ

最後に、この事件に対するネット上の声をまとめます。

14-1. 「人災だ」「殺人と同じ」X(旧Twitter)で巻き起こる激しい怒りの声

「非常ボタンの電源を切ってたって、それはもう事故じゃなくて殺人だよ。」

「月39万も取っておいて、命を守るための電気代すらケチってたのか。」

「こんなずさんな管理で営業許可を出した保健所や消防の責任も問うべきだ。」

ネット上では、これは「過失」ではなく、未必の故意に近い「殺人行為」だと断罪する声が圧倒的です。

14-2. 悪徳商法での処分直後の事故に「因果応報」「闇が深い」との指摘

「業務停止命令が出た直後に火事って、タイミングがおかしすぎる。」

「悪徳商法で稼いだ汚い金で作ったサウナだから、こういう結末になったんだ。」

「因果応報って本当にあるんだな。でも巻き込まれた夫婦が可哀想すぎる。」

過去の悪行と今回の事故を関連付け、企業の「徳のなさ」や「闇の深さ」を指摘する声も多く見られます。

14-3. 幼子を残して亡くなった松田さん夫妻への追悼と同情の声

「インスタ見たらお子さんが可愛すぎて涙が出た。まだ1歳なのに…。」

「パパとママが帰ってこないなんて、子供には理解できないだろうな。」

「天国で夫婦仲良く、お子さんを見守ってあげてください。」

残されたお子さんの将来を案じ、松田さん夫妻の冥福を祈るコメントが後を絶ちません。

15. まとめ:赤坂サウナタイガー火災事件が問いかける教訓と今後の展望

赤坂サウナタイガー火災事件は、私たちに多くの教訓を突きつけています。

「高級」という言葉や「有名人の監修」というブランドは、決して「安全」を保証するものではないということ。

企業のモラルや経営者の人間性は、最終的に顧客の命に直結するということ。

栗原修という経営者は、利益のために法律を無視し、従業員を虐げ、顧客の安全を軽視しました。

その結果が、未来ある若夫婦の死と、残された幼子の孤独です。

今後、警察による厳正な捜査と、司法による公正な裁きが行われることを強く望みます。

そして、二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、サウナ業界全体の安全基準の見直しと、私たち消費者自身の「安全を見る目」を養うことが求められています。

亡くなられた松田政也さん、陽子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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